古楽に親しむ会「ミューズキャット」
2003年度までの活動
2003年度の活動から
(春)
年度をまたいでしまった自主コンサートですが、2003年6月29日(日)に、サンハート(二俣川)で開催する運びとなりました。
ダウランドの歌曲は落ち着いたリュート伴奏つき、「Lamentations (エレミアの哀歌)」は荘厳、「Scotland Dance」をはじめとする舞曲は華やか、など雰囲気の異なる曲を取り上げます。
さらに、弦楽合奏によるミコ(R.Mico)の「ファンシー」や、なじみのあるバッハの組曲、そしてヴィオラ・ダ・ガンバの二重奏。編成もジャンルも節操なくさまざま集めてしまいましたが、それだけ楽しみもいろいろということですね。
(夏)
「古楽に親しむコンサート」が無事終了(6月29日)。
練習会場としている原宿ケアプラザで、「真夏の古楽コンサート」と題して小規模な演奏会を開きました(8月17日)。リュートとリコーダーで伴奏するダウランドの歌曲、マンドリンによるリュリの「マダム・ポンパドール」など。最後にアンコールとして演奏した「Pastyme with good company」は、全員の拍手が演奏をかき消さんばかりに響き、おおいに盛り上がりました。
(秋)
2年後くらいにまた自主コンサートを開きたいな、という目標に向かい、いろいろと構想を練っています。ダウランドの歌曲は外せないな、とか、宮廷舞曲をまじえたいな、とか。演奏だけでなく踊りも披露しよう、という案も。
「古楽に親しむコンサート」
サンハート(横浜市、相鉄線二俣川駅)、2003年6月29日 14:00 開演
入場無料
- リュート、歌、リコーダー合奏
- Anonymous: Green Sleeves
- J. Dowland: If My Complaints
- J. Dowland: Now, o now I need must part
- J. Dowland: The King of Denmark's Galliard
- 弦楽合奏
- N. Ammerbach: Passamezzo Antico
- J. Coperario: Gray's Inn
- Henry VIII: Pastyme with Good Company
- R. Mico: Fancy No. 13
- ギター&マンドリン
- J. S. Bach: Menuette a/b
- A. Corelli: Prelude
- J. B. Lully: Madame Pompadour
- リコーダー合奏
- H. Purcell: Chaconne
- Anonymous: Choral "Wenn wir in höchsten Nöten sein"
- F. Pilkinton: Rest Sweet Nymphs
- T. Tallis: Lamentations I
- 弦楽合奏
- J. S. Bach: Invension
- J. S. Bach: Symphonia
- J. S. Bach: Suite No. 3 Air / Gavotte
- ヴィオール 二重奏
- A. Banchieri: Duo No. 9
- W. Gorton: Sonata No. 3
- W. Gorton: Sonata No. 4
- T. Morley: Il Lamento
- T. Morley: La Rondinella
- リコーダーその他の管楽器、打楽器
- Anonymous: Dance in Scotland
- P. Phalese: Pavane/Galliarde de la Battaille
- H. Purcell: Chaconne from the "Fairy Queen"
2002年度の活動から
(春)
「Lamentations (エレミアの哀歌)」を練習中。作曲者のトーマス・タリスは16世紀、日本でいえば戦国時代に、数多くの声楽曲を作った人です。5つの声部が、どれが主旋律ということもなく対等の関係で現れる、「ポリフォニー」という形式。各声部が少しずつずれて出てくるので、うっかりすると何拍かずれて演奏していても気がつかず、最後までいって「あれ?」ということも。
ローマン(J.H.Roman)の「トリオ・ソナタ」。なのですが、なぜかうちにあるCDには、クヴァンツのトリオ・ソナタとして収録されています。第1楽章(Adagio)が特に、気分よく「歌える」のでいいですね。
(夏)
「マルテーゼ・ブランル」その他、古い舞曲をいろいろ。初参加の人たちにはいきなり楽譜を渡しましたが、単純な旋律なのですぐに演奏を楽しんでもらえました。楽器編成に変化をつけたり、即興で装飾を与えたりするのが楽しい曲です。
(秋)
2月に開催される「名人・達人祭」の演奏曲目もほぼ決まりました。特に意識したわけではないのですが、ふと気がついてみるとバロック音楽は1曲もなく、もっと古い時代に集中しています。にぎやかな舞曲を初めと終わりにおき、中間にしっとりとした曲を配する予定。
ミコ(R.Mico)の「ファンシー」。トーマス・タリスの孫くらいの年代の人ですが、曲の雰囲気から、かなり影響を受けていると感じられます。短い中にも急緩急の流れがあるので、特に第3部分は弾むように演奏し、強弱の変化も強調したいところ。
(冬)
来年度にずれこんでしまいましたが、2003年6月に自主コンサートを開催する運びとなりました。
2001年度の活動から
- 5月13日(日): ヴィオラ・ダ・ガンバの魅力
- 9月29日(土): 平和病院(横浜市鶴見区)でのコンサート: トリスタンの嘆き、テレプシコーレ(プレトリウス)、グレイズ・イン(コペラリオ)、トリオ(クヴァンツ)、その他
- 11月18日(日): ヨーロッパの宮廷舞踏曲
- 12月15日(土): 平和病院でのコンサート: マルテーゼ・ブランル、ファンタジア第3番(H. Purcell)、クリスマスにちなんだ歌など
- (その他、合奏練習は月1回)
2000年度の活動から
- 第1回 3月5日(日): 合奏練習
- 第2回 3月12日(日): チェンバロ・フォルテピアノ工房見学 --- 堀洋琴工房(代表: 堀栄蔵)にて解説付き見学
- 第3回 3月19日(日): 合奏練習
- 3月25日(土): 横浜市「紅葉坂教会」で初めての自主コンサートを開催しました。
- 第4回 4月16日(日): 合奏練習
- 第5回 5月21日(日): 合奏練習
- 第6回 5月27日(土): ヨーロッパの宮廷舞踏曲(パヴァーヌ、ガイヤール、ガボット、メヌエットなど)について、実際に踊りながら楽しく学びました。
- 第7回 6月18日(日): 合奏練習
- 第8回 7月30日(日): 合奏練習
- 第9回 8月27日(日): 合奏練習
- 第10回 9月3日(日): リコーダーによる古楽演奏の特徴を実演付きで解説していただきました。
- 第11回 9月24日(日): 合奏練習
- 第12回 10月8日(日): 合奏練習
- 第13回 11月12日(日): 合奏練習
- 第14回 12月16日(土): 合奏練習
- 第15回 2001年 1月7日(日): 合奏練習
- 第16回 2001年 1月13日(土): 『WE(Women's Empowerment) 21 ジャパン』新年会で演奏しました。
- 第17回 2001年 2月11日(日): 合奏練習
1999年度の活動から
- 第1回 4月25日(日): 合奏練習
- 第2回 5月16日(日): 合奏練習
- 第3回 6月13日(日):
和楽器(三味線、筝など)の製作家に、しくみや歴史、
製造にまつわるお話を伺いました。
- 第4回 7月11日(日):
楽器製作。
初めて新聞取材を受けました。
バロックヴァイオリン持参で訪問された寺西氏に、
その魅力をインタヴューさせていただきました。
- 第5回 8月29日(日):
オーケストラで使われるちょっと変わった打楽器について、
曲にまつわる話、製作にまつわるエピソードなどを伺いました。
- 第6回 9月19日(日): 楽器製作、合奏練習
- 第7回 10月17日(日):
リコーダーの歴史、楽曲、楽しみ方を伺いました。
- 第8回 11月7日(日): 楽器製作、合奏練習
- 番外 11月14日(日): 演奏会 藤棚地区センターで開催
- 第9回 12月12日(日): 楽器製作、合奏練習
- 第10回 2000年1月16日(日):
中世〜ルネサンス期の楽器と音楽について、
社会状況との関わりを含め、お話を伺いました。
ミニ・コンサートも開催。
- 第11回 2000年 2月13日(日):
さまざまなハープの種類、歴史、しくみなどを伺いました。
- 番外 2000年 2月27日(日): サロンコンサート 藤棚地区センターで開催
初演奏をしました(1999年3月27日; パーティーでBGM担当)
1998年度の活動から
- 第1回 6月14日:
ヴァイオリンの製作および修復の専門家に、
楽器の誕生、製作の工程やヒントを伺いました。
- 第2回 7月12日: 楽器製作。
- 第3回 8月9日:
ピアノ工房の専門家に、ピアノのしくみや歴史、
製造にまつわるお話を伺いました。
- 第4回 9月20日: 楽器製作。
- 第5回 10月11日:
浜松市楽器博物館の見学。
オーボエのコレクションは一見の価値あり。
- 第6回 11月8日: 楽器製作。
- 第7回 12月13日:
リュート製作者に、よい楽器を作る上での
苦労話や、リュート音楽について伺いました。
- 第8回1999年1月17日: 楽器製作。
- 第9回1999年 2月14日:
アジアのさまざまな民族楽器の
歴史や特色を紹介していただきました。
1997年度の活動から
1996年までの活動
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